生命とは何か [ エルヴィン・シュレーディンガー ]のレビューは！？

50代 男性さん
存在とは何か、量子論から眺めた生命論。難解ですが、じっくり考えてみたい一冊です。

20代 男性さん
真理とは何年経っても変化しないものである。確かに分子生物学が勃興する以前の話なので、多少、本文のトピックに関しては、時代遅れの感は否めない。しかし、量子物理学の観点からみると、この本は今読んでみても非常に新鮮で興味深い内容である。分子の熱的揺らぎの観点から、生命はなぜこのディメンジョンでないと成立しないかを説明した、有名な話は楽しめた。

年齢不詳さん
語り口は読みにくいけど、いわゆる分子生物学の基礎の基礎が説明されている、分子がなぜこんなに安定しているのか？んー不思議だ

40代 男性さん
60年以上前に書かれた本書が、日進月歩の科学の世界で未だに光を放っているということは驚嘆すべきことである。（細かい点で誤りを指摘することは容易であるが）物理学的視点で生命を理解しようとした試みはワトソン＆クリックにも影響を与え、分子生物学を創造したといっても過言ではないし、新型インフルエンザの診断が「今」できるのも本書のおかげなのかもしれない。 生物学をはじめとして自然科学、医学...に興味を持たれる方に、決して色あせることのない古典として一読をお勧めしたい。天才の啓示がわずか数百円の文庫版で読めるのだから。

年齢不詳さん
高校の生物1の教科書にすればいいと思う。 ただ、まぁ生物も進化しているので、ちょっと古いけど それでも高校の知識だけでも読めちゃう。 楽しいです。生物好きな高校生、読むといいと思うよ。